
最後の曲が終わり、照明がついても、帰る人ばかりではありません。ロビーやフロアの端に人が集まり、物販や特典会が始まる。これが告知にある「終演後物販」です。
公演本編を見届けてから参加できる一方、いつまで券を買えるか、いつまで列に並べるかは別に決められていることがあります。「終演後」の三文字だけでは、会場を出られる時刻までは分かりません。
何が終わった後なのかを、タイムテーブルで見る
通常は公演本編の終了後を指します。対バンなら全出演者のライブが終わった後、複数部制なら該当する部の終わりです。自分の推しの出番が終わったらすぐ、という意味ではありません。
グループの出演後、イベント本編の途中に別の場所で行う形式は並行物販です。両方が混在する対バンでは、参加したいグループの時間欄を確認します。全体の終演後まで待つ必要があるのか、それ以前に動くのかが分かれます。
グッズ販売と、撮影・交流は別の流れ
物販という言葉には、グッズや特典券の販売と、撮影・交流をまとめて含める場合があります。ただし、会計する場所と、メンバーの列が同じとは限りません。先に券を買い、それから指定された列へ並ぶ方式もあります。
初めてなら、列の長さだけで判断せず、何を待つ列かを確認します。グッズだけ欲しい場合と、特典会へ参加したい場合では、並ぶ場所や必要な時間が違います。券を持っているなら、新たに会計へ並ぶ必要があるかも確認できます。

21時45分と22時15分、二つの締切がある例
D.O.Lのワンマン公演案内では、終演後の特典券・グッズ販売は21時45分まで、特典会は22時15分までと分けて記載されています。特典会の終了予定だけ見ていると、買おうと思った時には販売が終わっている可能性があります。
これは同公演の具体例です。ほかの公演でも同じ時刻になるわけではありません。見る欄を、物販開始、販売締切、列の締切、特典会終了に分ける、という読み方に使えます。
終演後にも在庫が残っているとは限らない
前物販と終演後物販がある日でも、同じ商品を最後まで買えるとは限りません。先ほどのD.O.Lの案内では、前物販で完売した商品は終演後に販売しないとされています。
欲しいグッズが決まっているなら、販売時間だけでなく、数量や売切れ情報も確認します。特典券を買うついでにグッズも、という動き方はできますが、終演後に回すことで何を優先するかは変わります。前物販へ行く場合は、購入後に一度退場するのか、そのまま本編を待てるのかも公演の案内を見ます。

帰りの時間は、最後の曲から数えない
終演から物販開始までの準備、販売列、撮影列、荷物の回収。ライブ本編の終了後にも、会場を出るまでの工程があります。参加する券の枚数だけでは、待ち時間までは計算できません。
帰りの電車が決まっている日は、駅を出る時刻ではなく、会場から離れる時刻を一つ決めておきます。その時間まで参加できる内容を選ぶと、「列には並べたけれど帰れない」という組み方を避けられます。遠征なら、ロッカーやクロークの回収も含めて考えます。
最後に見るのは、当日の受付案内
公演が押した場合、販売や特典会の進行が変更されることもあります。印刷された予定と当日の案内が違うときは、その場の受付状況を確かめます。列の最後尾に立てば必ず参加できる、という仕組みではありません。
終演後物販の良さは、ライブを見た直後の感想を持ったまま、グッズを選んだりメンバーと話したりできることです。その時間を取るために、先に販売と特典会の締切を分けておく。ライブの後まで予定がつながると、帰り際に慌てずに済みます。
帰宅時刻から逆算する
終演予定、物販開始、販売終了、交流終了、駅までの移動を一列に並べます。終演が15分遅れた場合も想定し、「この時刻になったら列へ並ばず帰る」という線を先に決めておくと、券を買った後で慌てません。
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